ついにスター・ウォーズ エピソード8「最後のジェダイ」が地上波で放送されてしまいました。

特に予備知識を入れていなかった方は、レイア姫の宇宙遊泳にはさぞかし驚かれたのではないかと思います。私も初めて劇場であれを観た時の衝撃はいまも忘れられません。
そっかー…この映画のイマジナリーラインはここに引いてあったのか…と思うばかりです。

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スター・ウォーズはもとより「バック・ロジャーズ」などの科学考証もくそもないパルプSFに熱狂したルーカスの子供心のドリームが詰まった映画でもあったわけではあるものの、うるさいことは言いたくないですがバック・ロジャーズでも金魚鉢をかぶるくらいのことはやっていたのでは…とは思わないわけにはいきません。

と思って調べてみたらBuck Rogersも割と何もかぶってなかったです。そうかそういうことかリリン。


ただ今回のこのアレを見て僕が改めて「すげぇな」と思ったのは、そもそもスター・ウォーズという作品は、一番最初の最初(つまりエピソード4)から「宇宙に空気がある」という描写はなかったということなのです。むしろ宇宙に空気があるという描写はそこら中にあったわけなのです。

もともとスター・ウォーズを最初に観た僕らは、始まるなり爆音を立ててのブラケッド・ランナーと画面を覆い尽くすスター・デストロイヤーのチェイスから始まるというシーンで一瞬で心を奪われたわけですが、当然のことながらこの「宇宙で音がする」というのは当時からこの映画に魅了されたSFファンの間でもさんざネタにされてツッコまれていたわけなのでした。

ルーカスは当時からこのツッコミに対しては「うるせぇな俺の宇宙では音が聞こえるんだよ」という回答を返しており、これに対しても僕らはこれは「このほうが面白いからいいんだよ」という意味であろうとBGMのようなものだと勝手に解釈していたわけなのですが、まさか文字通り「俺の宇宙には空気があるんだよ」という意味だったとは気が付きませんでした。40年の間。

デス・スターの格納庫って、どう見ても吹き抜けでそのまま外に出入りできるんですよね…。
いやぁ僕らはてっきりコレは、あの淵にあるあのピカピカは、空気だけは遮断できるような特殊なテクノロジーを使っているのかな…とか考えていたわけなのですが(そんなものはなかった)。

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ミレニアム・ファルコンの銃座って、どう見てもそのまま外の空間につながってるんですよね…。

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でも僕らはこれだけ目の前に証拠が展開されていようとも「宇宙に空気がある」ということを認めることはできなかったわけです。目から鱗が音を立てて崩れ落ちた思いです。

うん、映画なんてつまらん考証抜きで、面白けりゃそれでいいんですよ! 面白ければね…。